- 2015/02/04
- 節分
今年も恒例の節分豆まきを行いました。
鬼は小さな子ども達にとってはやはり怖いものです。
刺激しすぎないように鬼も年齢に合わせ近づく距離を加減します。
それでも姿を見るだけで大泣きしてしまう子も出てしまいますし、年長・年中組では怖くないと言いながら顔をひきつらせながら立ち向かう姿もあります。
毎年見ていると逃げ方について感じることがあります。それは必ず隅に集まり壁に背中を押し付け、泣きながらでも鬼を見据えながら、逃げる準備をしていることです。
壁に背中を着けられない子どもは他の子どもや大人に身を寄せます。人間の本能なのでしょうか。怖くでも逃げる準備は怠らないこと。背中を何かに密着させることで
落ち着きを得ようとしていること。
そんな根源的な姿を見せ、怖がる子ども達の姿を見ていると、保育者としての血が騒ぎます。
子ども達は可愛い。しっかり守ってあげなければ。子ども達をしっかり保育して成長に必要な経験をたくさん積ませたい。
現場で関わる保育士はなおの事、そんな思いを強くしたのではないでしょうか。