
社会福祉法人 九十九会
理事長 小暮 拓史
幼年期に最も重視することは、社会生活に溶け込む上での適切な人間関係の構築や自己発展のためのきっかけづくりだと考えています。言い換えれば、社会的にも、1人の人間的にも大きく伸びる可能性も持つ土台を作ることが、園の使命だと思っています。
そして、それは0歳児からの発達の段階に応じた適切な遊び体験がもたらしてくれるものなのです。異年齢の遊び集団は、大人が指導する何倍もの学習効果があり、その中で、生物や音楽への興味、集団でのルール、ルールを破った場合の結果など、多種多様なことを学んでいきます。
「遊ぶ」ということは、何を、どう使って、誰と、どこで、などを決定しなければなりません。自分で選んだことを自分で行うのですから、もちろん結末も自己責任なのです。そういったことを経験したり自覚することが遊びから得られる収穫だと考えています。
当園では、郊外の恵まれた環境の中で、毎日こども達の歓声が響いています。